構造設計
案件ごとの太陽光架台の構造計算
すべての設置案件には適切な構造設計が必要です。自社開発のFEMプラットフォームで、JIS、ASCE 7、Eurocodeに対応した構造適合性レポートを作成します。案件の規模は問いません。
JIS C 8955
日本
地震荷重、台風時風荷重、積雪荷重、固定荷重
ASCE 7-16
米州
風荷重、積雪荷重、地震荷重、雨荷重、固定荷重
Eurocode EN 1991
欧州
風荷重、積雪荷重、荷重組合せ、固定荷重
構造適合性が重要な理由
建築許可の要件は世界的に厳格化しています。太陽光発電設備の許可にあたり、案件ごとの構造計算を求める管轄機関が増えており、汎用の荷重表では不十分になっています。
多くの施工会社やEPC事業者は、こうした計算を社内で作成する構造設計の体制を持っていません。外部の構造設計者に依頼すると、案件ごとにコスト、時間、調整の手間が増えます。
この課題を解決するため、当社は構造適合性プラットフォームを構築しました。15年の構造設計経験を持つメーカーとして、多くの競合他社が提供できない案件ごとの荷重計算を、架台とあわせてご提供します。
案件ごとの構造計算を求める許可申請が増加
外部構造設計者への依頼は高コスト・長期化
多くの架台メーカーでは非対応
Megawaは製品に構造設計サポートを付帯
包括的な構造解析プラットフォーム
自社開発。外注でも、表計算ソフトでもありません。
MegaMount
構造設計プラットフォーム
荷重計算
風荷重、積雪荷重、地震荷重、固定荷重をパラメトリック入力で計算します。ASCE 7-16 §29.4.4、JIS C 8955 §6、EN 1991-1-4の該当条項を自動的に参照します。
FEM解析
3段階の段階的解析を行います。レール照査 → 支持点最適化を含むフレームモデル化 → 3Dフレーム全体解析。曲げ、せん断、M-V相互作用を照査し、検定比を算出します。
3D可視化
荷重ケースを切り替えながら等角投影モデルをプレビューできます。設計確定前に、各荷重条件下での構造挙動を視覚的に確認できます。
SAP2000によるクロスチェック
業界標準の構造解析ソフトウェアであるSAP2000と結果を照合する専用の比較タブを備えています。エンジニアリングレビューに向けて、完全な監査証跡を残します。

荷重計算 — ASCE 7-16のパラメータによる風荷重解析

FEM解析 — PASS/FAIL判定による3Dフレーム検定
3つの規格を1つのプラットフォームで
太陽光パネル架台の構造設計に関する主要な国際規格に対応しています。案件所在地に適用される規格を選択してください。
JIS C 8955
日本
太陽電池アレイ用支持物の設計用荷重に関する日本産業規格です。地震荷重(水平・鉛直成分)、台風級の風荷重、積雪荷重に対応します。日本国内のすべての太陽光発電設備で必須です。
荷重の種類
地震荷重、台風時風荷重、積雪荷重、固定荷重
日本における建築確認申請およびFIT/FIP認定に必要です。
ASCE 7-16
米州
米国土木学会(ASCE)による、建築物等の最小設計荷重および関連基準に関する規格です。風荷重(部材・外装材法、§29.4)、積雪荷重(吹きだまり・偏分布を含む)、耐震規定(耐震設計カテゴリー)に対応します。案件固有のパラメータはASCE 7 Hazard Toolから取得します。
荷重の種類
風荷重、積雪荷重、地震荷重、雨荷重、固定荷重
IBCおよび米国の多くの建築基準で、構造設計の参照規格とされています。
Eurocode EN 1991
欧州
構造物への作用に関する欧州規格です。風作用(EN 1991-1-4)、積雪荷重(EN 1991-1-3)、荷重組合せ(EN 1990)を扱います。地表面粗度区分、基準風速、積雪区域など国別のパラメータには、各国附属書(National Annex)を適用します。
荷重の種類
風荷重、積雪荷重、荷重組合せ、固定荷重
各国附属書による調整のうえ、すべてのEU加盟国で適用できます。
案件データから検証済みの結果まで
当社のエンジニアリングワークフローは、体系的かつ検証可能なプロセスに沿って進めます。
案件データ
案件所在地、地形条件、システム構成、モジュール仕様をご提供いただきます。プラットフォームが適用される設計パラメータを決定します。
荷重の算定
風圧、積雪深、地震係数など、現地固有の環境荷重を算出します。適用規格の条項は自動的に参照されます。
レール・フレーム解析
段階的な構造解析を行います。まずレールを照査し、次に支持点最適化を含むフレームモデル化を行います。各段階で曲げ、せん断、相互作用の判定基準を照査します。
3D検証
等角投影による可視化を伴う3Dフレーム全体解析です。全部材について作用と耐力を比較し、各判定基準の検定比とPASS/FAIL判定を示します。
レポート作成・納品
すべての計算、荷重図、照査結果の概要を収録した構造適合性レポートを作成します。そのまま建築許可申請に提出できます。

申請に提出できる構造計算書
すべてのレポートに、環境荷重から部材照査までの一連の計算過程を収録しており、許可申請に使用できます。
- 規格条項を明記した環境荷重計算
- 部材照査:曲げ、せん断、M-V相互作用(作用 vs. 耐力)
- 検定比および安全率の一覧
- 応力図付き3Dフレーム解析結果
- 基礎設計用の支点反力
- SAP2000によるクロスチェック用データ
- 材料仕様および製品型式の参照情報
貴社ビジネスにとっての意義
一般的な架台サプライヤーとMegawaの違いです。
| Megawa Solar | 一般的なサプライヤー | |
|---|---|---|
| 構造計算 | 案件別のFEM解析と3D検証 | 汎用の荷重表のみ、または対応なし |
| 対応規格 | JIS C 8955、ASCE 7-16、Eurocode EN 1991 | 単一規格のみ、または非対応 |
| 対応案件規模 | 案件規模を問わず対応 | 大規模案件のみ、または追加費用 |
| 建築確認申請への適合性 | 建築確認申請の提出に適した計算書 | 自社対応、または外部の構造設計者が必要 |
| 検証方法 | SAP2000でクロスチェック可能 | 検証できない表計算ソフトでの計算 |